スイス 私立高校進学プログラム College du Leman
渡航者プロフィール | |
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留学先 | スイス・ジュネーブ |
氏名 | M.N. (女性) |
年齢 | 15歳 |
滞在期間 | 2011年1月~2013年6月(2年半) |
参加プログラム名 | スイス私立高校進学プログラム この参加プログラムの情報を見る |
滞在方法 | 寮 |
College du Lemanでの生活について
College du Lemanはスイスのジュネーブという土地柄もあって、とても国際色豊な学校です。インターナショナルスクールですが、現地校のような雑多さはあります。スイスにある他のインターナショナルスクールに比べると、ラフな感じです。また、幼稚園から高校までが同じ敷地内にあるので、全生徒数も多いです。学校生活で一番印象に残っていることは、教師がパワーポイントを使って授業を行っていたことでした。日本の学校では、先生方は黒板に書くだけでしたが、海外ではパワーポイントを使用して授業を行っていたので画像や映像からも学ぶことがきでました。また授業で使用したパワーポイントをインターネット上にアップされ、自分でも見ることができたので復習や試験対策もやりやすかったです。一番好きな授業は、心理学や社会心理の授業でした。日本の高校では学ぶことのできない教科だったので、新鮮でした。
寮生活について
寮生活の良い点は、様々な文化を身近に体験する事ができ、日常の会話からも他の国々の情報を得る事ができる点です。また常に生活を共にするので、関係が深められます。そうでない点は、1人になる時間が少ないことだと思います。私の場合は兄弟がいるので、常に誰かが近くにいる環境には慣れていたので、その点は苦労しませんでした。
課外活動の内容や日本の学校と異なること
課外活動は、ボランティア活動などが主でした。学校が提供してくれるボランティアも多く、参加する機会が沢山あると思います。また寮ではスポーツのアクティビティも豊富です。自然が多い場所なので、川でのアクティビティや、学校近くで乗馬なども体験できました。日本と異なる点は、意見や伝えたいことがある場合は、自分から発言するべきです。海外ではあまり相手の気持ちをくみ取る習慣がないので、なにか会った場合は積極的に発言しなければならないこが日本とは異なります。
留学中苦労したこと
スイスに滞在中は、特にホームシックやカルチャーショックで苦労した事はなかったです。英語力向上と日本文化以外の文化も見てみたいと思い、留学を決意したので、他文化に触れる事は、私にとって貴重な体験でした。留学をしたばかりの頃は、英語も全くできず、意思疎通にこまりましたが、3ヶ月ほどすると慣れてきます。日本の学校生活にくらべると、規則もほとんどなく自由です。ほとんどのことが自己管理となります。たとえば、携帯やパソコンを持ち込んでよく、授業で使う機会もあります。
これから留学する後輩たちに一言
留学をする目的は英語力の向上がまず第一だとは思いますが、それ以外に自分が海外でどのような経験をしたいかで、留学先を決めると良いと思います。私の場合は様々な文化に触れたかったので、国際的な都市であるジュネーブを選択しました。またジュネーブはフランス語圏なので英語以外の言語を学ぶのにも最適です。しかし英語を集中的に学びたいという人は、英語圏のほうが良いかと思います。私だけでは、寮や学校との連絡が取りきれないので、スタッフ、特に担当であった亀井さんには様々な場面でサポートしてくださいました。また私の両親宛のお手紙や成績書の翻訳などもやってくださいました。この他に、実際に長期留学を始める前に、サマースクールなどに参加して進学先の学校の雰囲気を見ておくのもいいと思います。