客観的に自分を見つめる
セルフポートレートアセスメント
自分自身を客観的に見つめるツールの一つ
セルフポートレートを通して自分を見つめよう
海外教育研究所では、長期留学準備の一環として米国発「セルフポートレート™学習スタイルアセスメント」を導入しています。欧米の中学や高校では、教科選択や進路決定をはじめ、その先に続くキャリアを子ども自身が主体的に考え選択する目的で様々なアセスメントを教育現場で活用しています。10代は人としての土台をつくる大事な時期でもあります。この時期から自身の興味関心や得意・不得意を認識し、自分の『やりたい』や『こうありたい』=『want to』を軸に自己選択を重ねていくことで、人生満足度が高まるといわれています。
セルフポートレートは強み探し
人は意識しないと悪いところに注目しがちです。その昔、危険から身を守るための機能(ネガティブセンサー)が今なお備わっているため、弱みや欠点など悪いところに目が向きやすく、直そう、改善させようと取り組みがちです。弱い部分を変え、鍛えていくことも大切ですが、その要素が強すぎると自己肯定感が育まれず、生きにくさにつながることもあります。セルフポートレートでは、コーチとともにアセスメント結果を眺めながら、自分にあるもの、できていること等を客観的に見つめ、問いやフィードバックを通して自己理解を深めます。中でも、強みやできていることにフォーカスすることで、視点を変えたり、「いいところ」や「うちにあるもの」に気づける機能(ポジティブセンサー)を発見し、自ら育んでいけることをゴールにしています。
自己理解から他者理解へ
諸外国の10代と比べて日本人の同年代は「自分に自信が持てない」と答える割合が圧倒的に高いというデータがあります。自己を理解するとは、自分自身を客観的に捉えて好きなところもそうでないところも丸ごと自分にOKを出すことです。自分自身と仲良くできていることが、他者との良好な関係づくりにおける土台になります。
受験の流れ
【アセスメント費用のご案内】※単体でお申込の場合(長期留学申込者には1回分が費用に含まれます)
- お一人受検の場合:11,000円 例:お子様のみ
- お二人受検の場合:22,000円 例:お母様とお子様(親子計2名)
※お二人もしくはそれ以上で受検頂いた場合も解説は1回となります
費用に含まれるもの:アセスメント受検料、解説用スライド、解説フィードバック(1回:約1時間)
セルフポートレートアセスメントについて
『生まれ持った気質』『優位感覚』『適した環境』『興味やお気に入りの活動』『才能』の5つの観点から、自分自身の強みや価値観を客観的にみつめて自己理解を深めたり、新たな環境下での関係構築に役立てる目的のアセスメントツールです。1980年代後半にアメリカの2名の教育学者が様々な理論をもとに開発、アメリカ国内の教育現場をはじめ、世界各国のインターナショナルスクールや、日本では一部の私学や単位制高校等が導入しています。
セルフポートレートアセスメントを構成する様々な理論
【MBTI理論】
性格タイプや認知機能を理解する目的で開発。自分らしさ、生来の強み等の自己理解や自己成長、人間関係構築等の用途で世界各国の教育現場や職場で広く使用されている。
【多重知能理論(MI理論)】
人は複数の領域における才能を有し、それぞれの強弱がその人の知的個性を構成すると唱える理論。知的個性が高い分野を用いた学習方法が広く教育現場で取り入れられている。
【The Dunn & Dunn 学習スタイル】
学習スタイルモデルの一つで、教育現場における個々の学習スタイルに応じた学びの提供の重要性を提唱。米国在住のリタ&ケネス ダンによって確立された。
セルフポートレートアセスメントで見る5つの分野
生まれ持った行動や意欲の傾向
学びの特性
表現実行型…自発的で楽しいことが好き
発明型…ユニークで手先が器用
思索創造型…オリジナルな発想の持ち主
関係影響型…他人の幸福に寄与したい
組織遂行型…秩序と効率を重視したい
考える時や覚える際によく使う感覚
情報を脳に取り入れる際に最も効率的な方法
視覚型 聴覚型 発話型 体感覚
集中できる環境づくりのポイント
集中しやすい環境
音 気温 姿勢 飲食 交流 色 照明 時間帯 など