こんにちは。シドニーより古賀です。
昨年の1月、私たちがシドニー空港に到着した日の気温は46度を示していました。「あぁ、これがシドニーの夏か。。。汗」と一気に気が重くなったあの日は忘れられません。ところが、あの忌々しい山火事と干ばつを招いた非常に乾燥して高温だった昨夏と比べ、シドニーの今年の夏は涼しい日が多く湿度も低いことから、昨年のあの気持ちがウソのようにとても過ごしやすい日が続いています。川や海で泳ぐには肌寒い日が多いので、夏らしい過ごし方があまりできないまま秋に向かっています。

子どもたちの学校は早1学期目の後半を迎えました。新たな学年、新たなクラスで、新たなクラスメイトと先生でスタートしましたが、今のところは元気に通っています。

幼稚園で数を学ぶ様子

次男は同じ幼稚園内のKindergartenに進級し週3日だった通園日が週5日になり、そのことに文句は言いつつも、お迎えの時には大きな笑顔で出てきています。小学校の敷地内に併設されているKindergartenですが、次男は通っていた民間幼稚園に併設されているKindergartenへの進級を選びました。大規模な公立校に通う前に、既に1年間通い慣れ親しんだ園で引き続き過ごせることの安心感、また民間ならではの少人数で個別のサポートを期待できる点が決定材料となりました。日本では幼稚園の年長にあたりますが、NSW州の義務教育一年目ですので、州が定めたカリキュラムに応じて英語ではいくつかの単語や文章を読める、また自筆できるようになること、算数では30まで数える、ものの形を言える、曜日を言えるようになることなど、学習面での到達目標に沿ってクラスは運営されています。さて、オーストラリア二年目、英語学習二年目でようやくABCの半分程度を読めるようになった次男が、来る一年でどの程度の成長を見せてくれるのか楽しみです。

教室での学習（固体、液体、気体）「お母さんって固体？」と聞かれました。

長男は三年生になり、教室には一人一つのデスクと椅子が配置されているようです。グループワークの時は丸テーブルを利用したり、スクリーンを見る時には前に集合して床に直接座ったりと授業によっては動きがあるようですが、息子は自分のデスクができたことを喜んでいました。宿題は昨年同様に週に一回金曜日に出され、翌週木曜日に提出します。土日を除いて金、月、火、水曜日に、その週に学校で習った単語を書いて覚える復習シート、オンラインサイトでの算数問題、オンラインでのタイピング練習、読書、それぞれを一定量こなすといった内容です。昨年度から宿題の種類は特に変化ありませんが、三年生になり文字数が多い難しい単語が増え、習い事や公園に立ち寄って帰宅が遅くなった日などは宿題まで手が回らないことがあり、彼は時間管理に苦戦中です。学習熱心なご家庭が多い地域なので放課後は塾に通っているクラスメイトも多く、彼には英語が母国語でないという障壁がある中で、宿題での復習作業は最低限頑張ってほしいという思いで、私自身が気を張りすぎて空回りしてしまうことも少なくない今日この頃です。5月にはオーストラリアの全国統一試験NAPLANも実施されます。こちらも二年目のオーストラリア生活、少しずつ英語力を言い訳にできなくなってきています。

ひとまずはそれぞれが良い新学年のスタートを切ることができているようで安心しています。オーストラリアはコロナウィルスの封じ込めにも一定度成功していますので、既に医療従事者向けにスタートしているワクチン接種が一般にも行き渡り、親の学校への出入りや例年通りの学校行事の開催への後押しになってくれることを願っています。

数少ない川遊び！

5歳になりました！