バンクーバー最新現地情報★
こんにちは。石井です。
先月から海外教育研究所のメンバーに加わりました。
入社まもなくテレワーク体制となり、家で仕事をさせて頂いていますが、
今、自分にできることは何だろうと考えながら日々過ごしています。
今日はカナダのバンクーバーに住む現地スタッフから届いたバンクーバーの街の様子や、
カナダ人の困難な状況のなかに楽しみを見つける工夫など、
自粛生活において『今できることのヒント』を頂けたので紹介します。
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では徐々に落ち着きが見えはじめ、
再開するお店も出始めているようです。
街や商店街の至るところでアーティストによるペイント活動が行われており、
その大半の作品が、最前線で働かれている方々への感謝やリスペクトを表すものだそうです。
自粛で静まり返った街に色を添え、アートを通じて勇気をもらっている街の人も多いとのことでした。
医療従事者へのお礼と感謝を表す運動は今も続いていて、夜7時になると街の人たちが一斉に
ベランダに出て、拍手をしたり、音をたてたり、口笛を吹いて労うそうです。
困難な状況の中だからこそ、より人に対する思いやりをいう気持ちが伝わってきます。
最近は、天気の良い週末も増えはじめ、公園でくつろぐ人や運動する人、
ボートで海に出る人たちも少なからずいたそうです。
人との距離を保つことを条件に、外に出ることはむしろ奨励されているそうです。
今後のブリティッシュコロンビア州の対策は、フェーズ1~4の4段階に分けて徐々に
規制を緩和していくようです。今はフェーズ1ですが、5月中旬辺りからフェーズ2になる見通しで、
レストランやカフェ、ヘアサロン、ギャラリー、オフィス、パークやビーチなどもオープンします。
その後は状況次第でフェーズ3に移行、ようやくこの段階で学校再開の方向で検討されるようです。
徐々に緩和が進んでいて、夏の訪れを前にバンクーバーの方たちの気持ちが前向きになっている
様子が伝わりました。他国や他都市の近況も届きましたら随時ご報告いたします。
石井