講演に行ってきました【子育て編】
こんにちは。古賀です。
前回『教育編』では、日本の教育現場でアクティブラーニングが取り入れられようとしていることに触れました。今回はこういったかつてない変革の中で子育てをされる親御様が、日々家庭でどのようにお子様に接することが求められるかについて、先生の講演の感想を含めてお伝えします。
これまでの日本の教育では中学・高校入試に向けての知識詰め込み型の勉強で、成績表での評価が、お子様自身の評価となり得る画一的なものでした。学校と塾の勉強に追われ、勉強以外の多様な経験を積む時間もなければ、自分の将来についてゆっくりと考え、調べて、他の人と共有をするといったきっかけや機会も少なかったのではないかと思います。欧米の学校では成績評価の一部として勉強以外の活動(奉仕活動等)も対象となります。また中学生からキャリア教育として自分の将来について主体的に考える機会やきっかけが与えられます。そうすると子どもたちは自分の描く未来像に向けて今のうちにしておきたい事、しておくべき事に自律的に取り組む意識が働きます。いずれもこれまでの「良い大学に入るための」日本の教育や子育てにおいては軽視されがちだった視点ではないしょうか。
先生が知識や才能にも増して子育てで意識してほしいこととして、「GRIT」を挙げられていました。「GRIT」は「やり抜く力」と紹介されています。物事に向き合い、自分の頭で考え、ああでもないこうでもないと試して、自分なりの解決にたどり着く力だと私は解釈しています。お子様に「GRIT」を備えさせる子育ての方法を、先生がいくつか明示してくださいました。①子供の出した「結果」ではなく「行動」を評価することを繰り返す。②あえて苦労する多様な体験をさせる。=愛情のある厳しさを与える。③子どもが取り組もうとすることに手や口を出さず、失敗から学ぶ機会を与える、④少し不足しているくらいがちょうどいい(金銭的、物理的、時間的に満たしすぎない)。その他にも、どれも大変実践的で立ち返る基本となる考えを教えて頂いたと、私自身の子育ても振り返る時間となりました。とは言いつつも日々子供と接することはとてもエネルギーを使い、家の壁にでも貼っていないと常に意識して実践することは難しいのですが( ;∀;)
留学では「GRIT」を試されることの連続です。親元を離れてお子様自身の考えで周囲に援助を求めたり、必要なツールを取り入れつつその時々に与えられる壁を乗り越えていくことが必要です。そういった積み重ねで得る成功体験はお子様の自己肯定感を育み、将来力強く、自分らしく生きていく力をつけていく貴重な機会を得ていることは間違いありません。
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