新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
世界各地で例のない気候が続いております。
トロントでは、80年ぶりの暖冬に見舞われ、バラやチューリップの芽が出たり、雪のないクリスマスだったと現地スタッフから便りがありました。
同じカナダに関する興味深い記事がありましたので、ここで紹介します。
日本からカナダに移住した子どもの英語力の調査結果です。
“英語の読書力偏差値”では、7歳から9歳まで日本で過ごし、カナダに移住した子が一番高い結果で、次いで10歳から12歳に渡った子ども、3歳から6歳までに移り住んだ子どもは、最初は早く伸びますが、その後はゆるやかにしか伸びなくなるそうです。
このことから、日本語の読み書き能力をしっかり身に付けてから海外に行く方が、結果的に英語力も高くなることが伺えます。
因みに、日本の親御様がよく心配される発音については、どの年齢でいかれても、1年半位で現地の子ども並みになるそうです。
“語彙力”においては、芸術や運動系の習い事をしている子どもと、英会話などの学習系の習い事をしている子どもでは差がないそうで、
習い事を通じて、先生方や友達とのコミュニケーションが増え、それが語彙の増強にも繋がるといえるようです。
学習系=語彙が増えるという訳ではないんですね。
海外で培えるものは無限大である一方、「読み書き能力」や「コミュニケーション力」などの基礎力は、実は日本での幼少期の過ごし方が礎に
なっていることを、留学を検討されている親御様にも知って頂けると良いなと思いここで紹介させて頂きました。
以上、新年のご挨拶に代えて。
2016年が皆様にとってハッピーな一年となりますことをスタッフ一同心よりお祈り申し上げます。
海外教育研究所スタッフ一同