世界中のあらゆる人との繋がりを
ボーディングスクール(私立校)
ボーディングスクールとは
学生や教師が同じキャンパス内で寝食を共にし、人としての成長を多角度から支え、鍛えてくれるのがボーディングスクール(寮制学校)です。多くのボーディングスクールは、全人教育を理念に掲げ、徹底した少人数制の下、文武両道教育を行っています。中には、小学生から受け入れている学校もあります。
ボーディングスクールの教育柱
Happiness
幸福感を持って生きていくことは、豊かな人生を送る上で大切です。人は互いに支え合いながら生きていく存在です。成長段階におけるより多くの人との関わりが、将来を支えるネットワークを形成します。
Leadership and cooperation
集団生活の中でグループをまとめ、正しい方向へ導く経験が、主体的に物事を考える力や問題解決力を養い、コミュニケーション力を向上させます。
Academic
ボーディングスクールの多くが大学進学率100%を誇る進学準備校。優秀な教員やスクールカウンセラーが学生の才能や特技を見極めながら適切な指導を施しています。
Morality
道徳心を育む教育の一環として、地域の奉仕活動、アフリカやアジア諸国を訪問し、学校建設等の教育活動を行う学校もあります。
Sports and Arts
スポーツや芸術は情操教育に大切な要素であり、多くの学校で盛んです。特定の分野で個々の才能を最大限に伸ばすための環境が整っています。
ボーディングスクールの目的
「人生のどのような局面でも自ら道を切り開いてゆけるだけの自信と能力を備えておく場」
これがボーディングスクールの教育と私たちは考えます。先生やスタッフは、放課後や夜間に至るまで24時間子どもたちと向き合い、個々に応じた学習指導はもちろん、躾や道徳教育も施します。企業の国際化が加速する昨今、高い語学力を有すると同時に、違いを理解し受け容れる寛容性、忍耐力、交渉力、問題解決力、高いコミュニケーション力は、国際社会の一員となった時、まさに不可欠な要素といえます。
ボーディングスクールの種類
ボーディングスクールの中には、男子・女子校、共学校の他、特定のスポーツに強い学校、芸術や音楽の分野に秀でている学校、低年齢児対象の学校、小中高生に特化したジュニアボーディング、学習障害を有する児童を専門に受け入れている学校など多種多様です。
ボーディングスクールを選ばれる方の主な理由
- 学校スタッフや先生が校内で一緒に生活しているため、目が行き届く環境で安心感がある
- 規則正しい生活を送ることができ、集団生活を通じて協調性が身に着く
- 夜には自習時間が設けられ、勉強時間がしっかり確保されている
- 個別指導など学習サポートが充実している *別途追加料金が必要な場合あり
- 学業やスポーツ等、全般施設が充実している
- 少人数制クラスを採用している
- 大学進学に関するサポートがある
- 人脈が広がる 等
ボーディングスクールへの出願
多くのボーディングスクールでは、自国の生徒に限らず、全世界から集まる学生に門戸を開いています。名門校では、ネイティブレベルの英語力や高い学力を求められる事もありますが、一般的に、英語力と成績だけで合否を判定するわけではありません。
出願書類には、成績証明書や英語力証明資格の他、過去の課外活動実績や将来の抱負、ご家族の留学に対する考えをまとめたエッセイや、複数の教師からの推薦状を提出する事もあります。入学選考において面接を実施している学校も多く、学生の資質や能力、学校が求める学生像とマッチするか多角度から判断していきます。
*面接は自分をアピールする絶好の機会のため、私どもでは自分についての棚卸し、事前の予行練習なども行っています。
ボーディングスクールがある国と各国学校リスト
※オーストラリアでは、私立校の約8割がホームステイ滞在となります。